ご挨拶

子どもに「夢」を描かせる情熱に偲ぶ

 東京都を中心に首都圏の公立小・中・高校では「留学生が先生!」教育プログラムを活用して国際理解・異文化理解教育が進められ、実施校は年々増えました。 このプログラムは、北海道で農牧場を拓くという青年時代からの「夢」を浦臼町で実現された神内良一氏(本協会評議員会前会長)の寄付によって、留学生への講師料や協会運営費が賄われてきました。その神内氏は過日ご逝去され、祭壇には卒寿の際に書家笹島沙恵氏から贈られた「夢」の書が掲げられていました。 神内氏は、日本で自らの学究の「夢」を追究する留学生の真剣な語り掛けによって児童・生徒の「夢」を切り拓く意志を鼓舞し、また、異なる生活文化の理解を深め合うことが人々の絆を結ぶ基であるとの熱い思いから、このプログラムを15年間支えてくださいました。
 協会が独自に築いてきたこの教育プログラムの方法や内容から得るユニークな体験学習よって、日本の児童・生徒そして留学生は神内良一氏の期待した「夢」の実現に向かって邁進するに違いありません。

公益財団法人 国際理解支援協会    
  代表理事  宮地 忠明    

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「多文化共生」への我が想い

 「留学生が先生!」教育プログラムを通して「生徒・児童の国際理解や異文化理解を支援し、多文化共生の意識を育む」という趣旨に賛同し、これまで私を育んでくれた社会に少しでもお返しすべく、平成14年に財団の経営を引き継ぎました。
 このプログラムを通して日本の子供たちは世界に視野を広げ、国際社会で活躍する人材に育ってほしい。また、外国の留学生たちにはより日本を知る機会となり、友好の懸け橋となってほしいと期待しています。

神内 良一 (平成29年)    


本協会の寄付者であり、15年間にわたり代表理事および評議員会会長を務められた神内良一氏がご逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表します。

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